5PM157|第5回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
施灸により最初に起こる現象はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
施灸直後の局所神経反応と、その後に起こる化学的・全身的反応の時間順序を問う問題です。まず熱刺激を受容する求心性線維が興奮します。
解説
艾の燃焼による熱刺激は、皮膚の自由神経終末にある温熱・侵害受容器を刺激し、主にC線維やAδ線維に伝わります。したがって最初に起こるのはC線維の興奮です。その後、神経ペプチドや発痛物質の放出、局所血流変化、白血球変化などが続きます。血液凝固時間や白血球数の変化は即時の一次反応ではありません。
選択肢の確認
1.内因性発痛物質の産生:誤り。内因性発痛物質の産生は受容器興奮後に起こる化学反応であり、最初ではありません。
2.血液凝固時間の短縮:誤り。血液凝固時間の変化は全身性反応で、局所熱刺激の直後に最初に起こる現象ではありません。
3.白血球の増加:誤り。白血球増加は時間を要する全身反応であり、最初の現象ではありません。
4.C線維の興奮:正しい。熱刺激が自由神経終末を刺激し、C線維が興奮するのが最初であるため正答です。
覚えるポイント
- 施灸ではまず温熱受容器・侵害受容器が興奮する。
- C線維は遅い痛み・温感覚を伝える。
- 化学物質放出や血流変化は神経興奮の後に起こる。
- 強い灼熱痛は施灸を中止するサイン。