6PM103|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
次の文で示す病証に関係する経絡はどれか。「頸が腫れ、肩から上腕後内側を経て小指にいたる部位の激しい痛み、難聴がある。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
症状の走行と経脈流注を対応させる症例問題です。小指尺側から上肢後内側、肩甲部、頸部、耳へ至る流れは手の太陽小腸経に一致します。
解説
手の太陽小腸経は小指尺側端の少沢に起こり、手・前腕・上腕の後内側を上行して肩甲部、頸部、顔面へ進み、耳に入ります。このため、肩から上腕後内側を経て小指に至る痛み、頸部腫脹、難聴という組合せは小腸経病証と考えます。
手の少陰心経も小指に関係しますが、上肢の前内側を走り、耳へ至る主経路ではありません。現代医学的には、頸部腫脹、激痛、難聴には感染、頸椎疾患、神経障害、耳疾患などもあり得るため、弁証だけで診断を確定しません。
選択肢の確認
- 1.手の陽明大腸経:誤り。 大腸経は示指橈側から上肢外側を通り、鼻翼付近へ至ります。
- 2.手の太陽小腸経:正しい(これが正答)。 小腸経は小指尺側、上肢後内側、肩甲部、頸部、耳へ連なり、症状の分布と一致します。
- 3.手の少陰心経:誤り。 心経は腋窩から上肢前内側を通って小指橈側へ至り、提示された耳への流注とは一致しません。
- 4.手の太陰肺経:誤り。 肺経は胸部から上肢前外側を通って母指へ至ります。
覚えるポイント
- 小腸経は小指尺側から上肢後内側を走る。
- 肩甲部・頸部・耳と関係する。
- 経脈病証と現代医学的診断を同一視しない。