6PM128|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の症状発現部位への治療穴で適切でないのはどれか。「40歳の男性。半年前から腕が痛む。C5デルマトーム領域の知覚鈍麻。スパーリングテスト陽性。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
C5神経根症の症状分布と、局所経穴の位置を対応させる問題です。スパーリングテスト陽性とC5デルマトームの知覚鈍麻から、頸椎由来のC5神経根障害を考え、肩外側・上腕近位部の経穴を選びます。
解説
C5デルマトームは肩外側から上腕外側近位部を中心とし、C5神経根障害では三角筋・上腕二頭筋の筋力低下や上腕二頭筋反射低下を伴うことがあります。侠白、臑会、肩髃は、肩から上腕近位部の症状に対応する局所穴として選択肢に含まれます。
肩貞は腋窩後壁の上方、上腕後内側寄りに位置し、提示されたC5デルマトームの中心から外れるため適切ではありません。神経根症では、進行する筋力低下、巧緻運動障害、歩行障害、膀胱直腸障害があれば、脊髄症などを疑い医療評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.侠白:適切。 侠白は上腕前外側の上腕二頭筋部にあり、C5を含む上腕近位部症状への局所取穴となります。
- 2.臑会:適切。 臑会は上腕後外側の三角筋後縁付近にあり、肩・上腕外側の症状に対応します。
- 3.肩髃:適切。 肩髃は肩峰前下方の肩外側にあり、C5デルマトームの代表領域と重なります。
- 4.肩貞:適切でない(これが正答)。 肩貞は腋窩後壁の上方で上腕後内側寄りにあり、C5デルマトームの中心から外れます。
覚えるポイント
- スパーリングテスト陽性は頸椎神経根症を示唆する。
- C5デルマトームは肩外側・上腕外側近位部。
- C5では三角筋・上腕二頭筋機能も確認する。
- 進行する筋力低下や脊髄症所見は医療評価を優先する。