6PM130|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
手の2指〜5指の内・外転運動ができない症状に対する治療で、神経刺激を目的とした治療穴はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
手指の内転・外転を行う筋と支配神経を同定し、その神経走行に近い経穴を選ぶ問題です。骨間筋は尺骨神経支配で、選択肢では小腸経の支正が尺骨側に位置します。
解説
第2〜5指の外転は背側骨間筋、内転は掌側骨間筋が主に行い、いずれも尺骨神経深枝に支配されます。これらが障害されると、指の開閉や紙を挟む動作が困難になります。
支正は手の太陽小腸経の絡穴で、前腕尺側、尺側手根屈筋と尺骨の間に位置し、尺骨神経系を意識した取穴となります。外関は三焦経で後骨間神経系、曲池は肘外側で橈骨神経系、郄門は前腕前面で正中神経系との関連が強い部位です。
尺骨神経麻痺では肘部管・ギヨン管など原因部位の評価が必要で、進行する筋萎縮や巧緻運動障害は専門医療へつなげます。
選択肢の確認
- 1.外関:誤り。 外関は前腕後面橈尺骨間にあり、尺骨神経を主に狙う部位ではありません。
- 2.曲池:誤り。 曲池は肘外側にあり、主に橈骨神経系と関係します。
- 3.支正:正しい(これが正答)。 支正は前腕尺側に位置し、尺骨神経支配の骨間筋麻痺に対する神経刺激部位として選ばれます。
- 4.郄門:誤り。 郄門は前腕前面の心包経上で、正中神経走行に近い部位です。
覚えるポイント
- 指の外転=背側骨間筋、内転=掌側骨間筋。
- 骨間筋は尺骨神経支配。
- 支正は前腕尺側の小腸経絡穴。
- 筋萎縮や進行麻痺は神経学的評価を優先する。