6PM134|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
次の文で示す病証に対する治療方針で適切なのはどれか。「空腹感はあるが食欲がない。口が乾くが飲みたがらない。ときおり乾嘔(からえずき)し、便秘がある。脈は細数。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
空腹感はあるのに食べられない、口乾、乾嘔、便秘、細数脈から胃陰不足を読み取る問題です。治療では脾胃、とくに胃の陰液を補い、胃気を和降させます。
解説
空腹感があるのに食欲がない、口が乾くが多量には飲みたがらない、乾嘔、便秘、細数脈は、胃の陰液が不足して虚熱を生じ、胃の和降が失調した状態に合います。消穀善飢のように強く食べる胃火亢盛とは異なります。
選択肢では脾胃を補う方針が最も適切です。具体的には、単に気を強く補うというより、胃陰を養い、津液を増し、胃気を和して下降させる考え方です。肺大腸や腎膀胱を瀉す病証ではありません。
選択肢の確認
- 1.脾胃を補う。:正しい(これが正答)。 胃陰を養い、脾胃の機能を整えて乾嘔・便秘・食欲低下を改善する方針が適切です。
- 2.肝胆を補う。:誤り。 肝胆虚を示す目や筋、情志、脇部症状が中心ではありません。
- 3.肺大腸を瀉す。:誤り。 肺大腸実証として瀉す根拠はなく、便秘は津液不足によると考えます。
- 4.腎膀胱を瀉す。:誤り。 腎膀胱の実証として瀉す所見はありません。
覚えるポイント
- 空腹だが食べられない・乾嘔・便秘・細数脈は胃陰不足。
- 胃陰不足では津液を養い、胃気を和降させる。
- 胃火亢盛の消穀善飢と区別する。