6PM137|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
次の文で示す患者に対する治療法で適切なのはどれか。「50歳の男性。半年前からめまいがある。怒りっぽく顔は赤い。脈は弦数。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
めまい、易怒、顔面紅潮、弦数脈から肝陽上亢・肝火上炎を判断する症例問題です。治療では肝経を瀉して、上亢した肝陽・肝火を鎮めます。
解説
怒りっぽさは肝の疏泄失調、顔面紅潮と数脈は熱、弦脈は肝胆の病証を示します。めまいを伴うため、肝陽上亢または肝火上炎によって清竅が乱されていると考えます。
したがって肝経に瀉法を行い、肝陽を平らかにし、内風や火熱を鎮める方針が適切です。腎陰虚が背景にある場合は腎陰を補うこともありますが、選択肢では肝経の瀉が最も直接的です。
突然の激しいめまい、神経脱落症状、起立不能、反復嘔吐を伴う場合は、脳血管障害などを疑い救急評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.腎経の瀉:誤り。 腎陰虚が背景となることはありますが、提示された実熱・肝の所見に対する第一選択の瀉法ではありません。
- 2.肝経の瀉:正しい(これが正答)。 易怒、顔面紅潮、弦数脈、めまいは肝陽上亢・肝火上炎を示し、肝経を瀉します。
- 3.脾経の瀉:誤り。 脾経の瀉は食欲不振、湿滞などが主となる病証で検討します。
- 4.肺経の瀉:誤り。 肺経の瀉は咳、喘、肺熱などが中心の病証で検討します。
覚えるポイント
- 弦脈は肝、数脈は熱。
- 易怒・顔面紅潮・めまいは肝陽上亢を示す。
- 実熱では瀉法を用いる。
- 急性中枢性めまいの所見は救急対応。