6PM138|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の治療対象となる適切な病証はどれか。「4回の出産を経験した38歳の女性。めまい、耳鳴りがあり、腰が冷えてだるい。脈は沈。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
多産、耳鳴り、腰の冷えとだるさ、沈脈から腎虚を判断する症例問題です。出産は精血を消耗し、腎精・腎陽が不足すると耳・腰・生殖に関連する症状が現れます。
解説
東洋医学では腎は精を蔵し、生殖を主り、耳に開竅し、腰を腎の府とします。出産を重ねた後に、めまい、耳鳴り、腰の冷えとだるさ、沈脈がみられるため、腎精不足を背景とする腎陽虚の病証が最も合います。
肝虚では目のかすみ、筋けいれん、爪の変化など、脾虚では食欲不振・軟便・倦怠、肺虚では息切れ・自汗・易感冒などが中心です。
選択肢の確認
- 1.肝虚:誤り。 肝虚では血虚による目・筋・爪の症状が中心となります。
- 2.脾虚:誤り。 脾虚では食欲不振、軟便、倦怠、内臓下垂などが中心です。
- 3.肺虚:誤り。 肺虚では息切れ、弱い声、自汗、易感冒などが中心です。
- 4.腎虚:正しい(これが正答)。 耳鳴り、腰の冷えとだるさ、多産、沈脈は腎虚に一致します。
覚えるポイント
- 腎は精を蔵し、生殖を主る。
- 腎は耳に開竅し、腰は腎の府。
- 多産は精血消耗の要因。
- 冷えと沈脈は腎陽虚を示唆する。