6PM81第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)

外傷性脱臼について正しい記述はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

外傷性脱臼に特徴的な所見と、整復後の基本的な管理を見分ける問題です。脱臼では関節面の適合が失われ、疼痛・変形・運動制限に加えて、他動的に動かしても元の位置へ戻ろうとする「ばね様固定」がみられます。

解説

外傷性脱臼では、強い外力によって関節頭が関節窩から外れ、関節包や靱帯などの軟部組織を損傷することが一般的です。患部には変形、疼痛、腫脹、機能障害がみられ、特徴的所見として弾発性固定、すなわちばね様固定を認めます。

脱臼が疑われる場合は、骨折の合併、末梢神経障害、血管損傷を確認したうえで、適切な医療機関で整復と画像評価を受ける必要があります。整復後も損傷組織の治癒を待つ固定や段階的な運動療法が必要であり、痛みが消えたという理由だけで直ちに強い他動運動を始めるものではありません。

選択肢の確認

  • 1.関節包は破れていない。:誤り。 外傷性脱臼では関節包や靱帯が損傷・断裂することが多く、関節包が保たれているとはいえません。
  • 2.ばね様固定を認める。:正しい(これが正答)。 脱臼した関節を他動的に動かすと元の変形位へ戻ろうとする、ばね様固定が特徴的です。
  • 3.習慣性脱臼と陳旧性脱臼は同じである。:誤り。 習慣性脱臼は軽微な外力でも反復する脱臼、陳旧性脱臼は未整復のまま時間が経過した脱臼で、同じ概念ではありません。
  • 4.整復後痛みがなければ他動運動を開始する。:誤り。 整復後は関節包・靱帯などの治癒状態を考慮し、固定後に専門的な指示のもとで段階的に運動を開始します。

覚えるポイント

  • 脱臼の特徴は変形、疼痛、運動制限、ばね様固定。
  • 整復前後には骨折、末梢神経、末梢循環を確認する。
  • 整復後の運動は損傷組織の治癒に合わせて段階的に行う。
6AM806PM82
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