6PM82|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
変形性関節症について誤っている記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
変形性関節症の好発部位、疼痛の出方、関節変化を整理する問題です。退行性変化による軟骨摩耗が中心で、運動開始時痛や荷重時痛は典型的ですが、関節が完全に動かなくなる強直は一般的な特徴ではありません。
解説
変形性関節症は、関節軟骨の変性・摩耗を基盤として、軟骨下骨硬化、骨棘形成、関節裂隙狭小化などを生じる慢性疾患です。加齢とともに画像上の変化は増え、荷重の大きい膝関節や股関節、脊椎、手指などにみられます。
痛みは、動き始めに強く、その後いったん軽くなる「運動開始時痛」が典型です。進行すると可動域制限や変形を生じますが、炎症や骨性癒合によって完全に関節運動を失う強直を起こしやすい疾患ではありません。
急激な腫脹、発赤、発熱、外傷後の強い痛みがある場合は、感染性関節炎や骨折などを除外する医療評価が優先されます。
選択肢の確認
- 1.成人の半数以上にみられる。:正しい。 画像上の変形性変化は成人、とくに中高年で非常に多くみられ、無症候例も少なくありません。
- 2.膝関節に好発する。:正しい。 膝関節は体重負荷を受けるため、変形性関節症の代表的な好発部位です。
- 3.運動開始時の痛みが特徴的である。:正しい。 動作開始時に痛みが出て、少し動くと軽くなる運動開始時痛は典型的です。
- 4.強直を起こしやすい。:誤り(これが正答)。 可動域制限や拘縮は起こりますが、関節面が癒合して完全に動かなくなる強直を起こしやすいとはいえません。
覚えるポイント
- 変形性関節症は関節軟骨の退行変性が中心。
- 膝・股関節などの荷重関節に多い。
- 運動開始時痛、荷重時痛、骨棘、関節裂隙狭小化を押さえる。
- 拘縮と強直を区別する。