6PM83|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
骨粗鬆症について誤っている記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
骨粗鬆症の定義と、原発性・続発性の分類を問う問題です。骨粗鬆症では骨の成分比そのものより骨量の減少が中心となり、甲状腺機能亢進症などでも二次性に生じます。
解説
骨粗鬆症は、骨量の減少と骨微細構造の劣化によって骨強度が低下し、脆弱性骨折を起こしやすくなる病態です。骨軟化症のように石灰化が障害される病態とは異なり、残っている骨組織の化学的組成はおおむね正常です。
第6回試験では、閉経後骨粗鬆症を低回転性として整理し、選択肢3を誤りとしています。一方、現在は閉経後早期の骨粗鬆症を、エストロゲン低下に伴う骨吸収亢進を主体とする高回転型として説明することが一般的です。出題当時の分類と現在の一般的な病態説明を区別して覚える必要があります。
甲状腺機能亢進症では骨代謝回転が亢進し、骨量減少を来すため、続発性骨粗鬆症の原因となります。
選択肢の確認
- 1.骨の化学的成分は正常である。:正しい。 骨粗鬆症では骨量が減少しますが、残存骨の無機質と有機質の割合は基本的に保たれます。
- 2.骨の絶対量は減少する。:正しい。 骨の絶対量が減少し、骨梁の菲薄化や断裂が進むことが本態です。
- 3.閉経後に生じるのは高回転性である。:誤り(これが正答)。 第6回試験では閉経後骨粗鬆症を低回転性として扱い、この記述を誤りとしました。現在の一般的説明では閉経後早期を高回転型とするため、時代による分類の違いに注意します。
- 4.甲状腺機能亢進症でみられる。:正しい。 甲状腺ホルモン過剰は骨代謝回転を促進し、続発性骨粗鬆症の原因になります。
覚えるポイント
- 骨粗鬆症は骨量低下と骨微細構造の劣化。
- 骨軟化症とは異なり、骨の化学的組成は基本的に正常。
- 甲状腺機能亢進症は続発性骨粗鬆症の原因。
- 閉経後骨粗鬆症の回転性分類は出題当時と現在を区別する。