6PM85|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
脳梗塞の症候でみられないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
脳梗塞でみられる局所神経症状と、髄膜刺激症状を区別する問題です。片麻痺、失語、感覚障害は脳梗塞で起こり得ますが、項部硬直はくも膜下出血や髄膜炎を示唆する所見です。
解説
脳梗塞では、閉塞した血管の支配領域に応じて突然の片麻痺、顔面麻痺、感覚障害、構音障害、失語、視野障害、失調などが出現します。優位半球の言語野が障害されれば失語症を生じます。
項部硬直は髄膜刺激症状で、くも膜下出血や髄膜炎などでみられます。脳梗塞に通常みられる代表的症候ではありません。ただし脳卒中の種類は症状だけで確定できないため、突然の神経症状があれば直ちに救急評価と画像検査が必要です。
鍼灸施術中または施術前に突然の片麻痺、言語障害、顔のゆがみなどを認めた場合は、施術を中止して救急要請を優先します。
選択肢の確認
- 1.片麻痺:正しい。 運動野や錐体路の障害により、病変の反対側に片麻痺を生じます。
- 2.項部硬直:みられない(これが正答)。 項部硬直は髄膜刺激症状であり、くも膜下出血や髄膜炎に典型的です。
- 3.失語症:正しい。 優位半球の言語中枢が障害されると失語症を生じます。
- 4.感覚障害:正しい。 視床、内包、頭頂葉などの障害により半身の感覚障害を生じ得ます。
覚えるポイント
- 脳梗塞は突然の局所神経症状を起こす。
- 片麻痺・失語・感覚障害は代表的。
- 項部硬直は髄膜刺激症状。
- 脳卒中を疑う症状は救急対応を優先する。