6PM93|第6回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第6回午後(科目未分類)
脳卒中の障害で誤っている記述はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
脳卒中後の高次脳機能障害、嚥下障害、疼痛性合併症を区別する問題です。舌や口唇の麻痺は構音障害を起こしますが、失語症は大脳の言語中枢障害によって生じます。
解説
失語症は、優位半球のブローカ野、ウェルニッケ野やその連絡路などが障害され、言語の表出または理解が困難になる高次脳機能障害です。舌・口唇・咽頭など発声発語器官の麻痺による話しにくさは構音障害であり、失語症とは異なります。
多発性脳梗塞は血管性認知症の原因となります。嚥下障害では食物や唾液を誤嚥して誤嚥性肺炎を起こしやすく、肩手症候群では麻痺側上肢の疼痛、腫脹、可動域制限などを生じます。
選択肢の確認
- 1.多発性梗塞は痴呆の原因となる。:正しい。 多発する脳梗塞は認知機能低下を来し、血管性認知症の原因となります。
- 2.舌、口唇の麻痺は失語症の原因となる。:誤り(これが正答)。 舌・口唇麻痺で起こるのは主に構音障害で、失語症は大脳の言語中枢障害によります。
- 3.嚥下障害は肺炎の原因となる。:正しい。 嚥下障害は誤嚥を介して肺炎の重要な原因になります。
- 4.肩手症候群は上肢痛の原因となる。:正しい。 肩手症候群は麻痺側上肢の疼痛、浮腫、血管運動異常を生じます。
覚えるポイント
- 失語症は言語中枢の障害。
- 構音障害は発声発語器官の運動障害。
- 嚥下障害は誤嚥性肺炎の危険因子。
- 肩手症候群は脳卒中後の上肢痛の原因。