7AM53|第7回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第7回午前(科目未分類)
黒色の下血をきたした患者がいる。原因疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
便の色から消化管出血部位を推定する問題です。黒色便と鮮血便の違いを、血液が消化される時間で考えます。
解説
黒色でタール状の便、いわゆるメレナは、胃酸や消化酵素の作用を受けた血液が腸管を通過して生じます。典型的には食道・胃・十二指腸など上部消化管からの出血を示し、胃・十二指腸潰瘍が代表です。
直腸癌や潰瘍性大腸炎では鮮血便・暗赤色便が多く、虫垂炎は通常、黒色便の原因ではありません。黒色便、吐血、ふらつき、冷汗がある場合は緊急の医療評価が必要です。
選択肢の確認
- 1.直腸癌:誤り。 直腸癌では便に鮮血が付着するなど下部消化管出血が多いです。
- 2.潰瘍性大腸炎:誤り。 潰瘍性大腸炎では粘血便が典型です。
- 3.虫垂炎:誤り。 虫垂炎は右下腹部痛などを示しますが、黒色下血の代表原因ではありません。
- 4.胃・十二指腸潰傷:正しい(これが正答)。 胃・十二指腸潰瘍からの出血は消化され、黒色タール便を生じます。
覚えるポイント
- 黒色便は上部消化管出血を疑う。
- 鮮血便は下部消化管出血が多い。
- 黒色便と循環不全徴候は緊急評価。