7PM128|第7回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第7回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対する適切な治療はどれか。「50歳の男性。よくめまいが起こり、横になると軽減する。顔色は蒼白く疲れやすい。食欲がなく脈状は細。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
めまいの増悪・軽減条件、顔色、疲労、食欲、脈から虚実を判断する症例問題です。気血不足を示す所見を順に拾います。
解説
横になると軽減するめまい、蒼白い顔色、疲れやすさ、食欲不振、細脈はいずれも虚証を示します。脾気が不足すると水穀から気血を十分に生成できず、気血が頭部を養えないためめまいが起こると考えます。そのため気と血をともに補う方針が適切です。
胃熱では口渇・口臭・多食など、肝陽上亢では顔面紅潮・頭痛・弦脈など、湿熱では重だるさ・黄膩苔・滑数脈などが中心です。現代医学的には貧血、起立性低血圧、不整脈、内耳疾患などを鑑別し、失神、神経症状、激しい頭痛があれば緊急評価を優先します。
選択肢の確認
1.気血を補う。:正しい。蒼白、易疲労、食欲不振、細脈は気血両虚に合い、気血を補うのが適切です。
2.胃熱を除く。:誤り。胃熱を示す強い口渇、口臭、歯肉腫痛、消穀善飢などはみられません。
3.肝陽を抑える。:誤り。肝陽上亢なら顔面紅潮、怒りっぽさ、頭痛、弦数脈などがみられます。
4.湿熱を除く。:誤り。湿熱なら身体の重だるさ、粘膩な症状、黄膩苔などが中心です。
覚えるポイント
- 横になると軽減するめまいは虚証を考える。
- 蒼白・易疲労・細脈は血虚の所見。
- 食欲不振は脾気虚を示唆する。
- 失神や神経脱落症状は医療評価を優先する。