7PM146|第7回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第7回午後(科目未分類)
返し鍼を行う場合はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
鍼施術中の偶発症と、古典的な対処法である返し鍼の適応を問う問題です。試験上の用語と現在の安全対応を分けて覚えます。
解説
返し鍼は、刺鍼中に脳貧血、いわゆる鍼治療中の失神・気分不良が起きた際の対応として、国家試験上整理される方法です。そのため本問では脳貧血が正答です。
ただし現在の安全対応では、まず施術を直ちに中止し、原則として鍼を抜き、患者を転落しない仰臥位で安静にして下肢を挙上し、気道・呼吸・脈拍・血圧・意識を確認します。改善しない場合や胸痛、けいれん、局所神経症状がある場合は救急要請します。折鍼、抜鍼困難、気胸にはそれぞれ別の対応が必要です。
選択肢の確認
1.脳貧血:正しい。国家試験上、返し鍼は脳貧血時に行う方法として整理されています。
2.折鍼:誤り。折鍼では鍼片の位置を保ち、無理に動かさず、必要に応じて医療機関で除去します。
3.抜鍼困難:誤り。抜鍼困難では筋を弛緩させ、回旋を戻すなど慎重に対応し、返し鍼の適応ではありません。
4.気胸:誤り。気胸では刺鍼を中止し、呼吸状態を確認して速やかに医療機関へ搬送します。
覚えるポイント
- 返し鍼は試験上、脳貧血時の対応。
- 実際は中止・抜鍼・仰臥位・バイタル確認を優先する。
- 気胸は呼吸困難や胸痛を伴い緊急評価が必要。
- 折鍼や抜鍼困難とは対応が異なる。