7PM156|第7回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第7回午後(科目未分類)
糖尿病態者に適した灸はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
糖尿病患者における感覚低下、循環障害、創傷治癒遅延を考慮して、最も侵襲の少ない灸法を選ぶ問題です。
解説
糖尿病では末梢神経障害によって熱さを感じにくくなり、末梢循環障害や免疫機能低下によって熱傷・感染・創傷治癒遅延の危険が高まります。そのため皮膚へ艾を直接燃やし切る有痕灸は避け、物を介して温熱を穏やかに伝える隔物灸が選択肢の中で最も適切です。
ただし隔物灸でも熱傷は起こり得るため、温度、時間、皮膚色、感覚を頻回に確認します。打膿灸、焦灼灸、うるし灸は組織損傷や皮膚炎・感染を起こす危険があり適しません。足潰瘍、壊疽、発赤・腫脹がある場合は施灸せず医療機関へ紹介します。
選択肢の確認
1.打膿灸:誤り。打膿灸は大きな灸創を作り化膿させるため、創傷治癒が遅い糖尿病患者には不適です。
2.隔物灸:正しい。隔物灸は物を介して熱を緩和でき、選択肢中では最も適切です。ただし熱傷監視は必要です。
3.焦灼灸:誤り。焦灼灸は組織を破壊するため、糖尿病患者では創傷・感染リスクが高く不適です。
4.うるし灸:誤り。うるし灸は接触皮膚炎などを起こす危険があり、適切ではありません。
覚えるポイント
- 糖尿病では温度感覚低下と創傷治癒遅延に注意。
- 選択肢中では隔物灸が最も穏やか。
- 有痕灸や組織破壊を伴う灸法は避ける。
- 足潰瘍・感染部位には施灸しない。