7PM85第7回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第7回午後(科目未分類)

神経疾患と所見との組合せで正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

神経疾患ごとの障害部位と代表所見を対応させる問題です。中枢神経、末梢神経、後索、自律神経のどこが障害されるかを整理します。

解説

シャイ・ドレーガー症候群は、現在は多系統萎縮症の自律神経障害が前景に立つ病型として理解され、起立性低血圧、排尿障害、発汗障害などを示します。したがって起立性低血圧との組合せが正しいです。

多発性硬化症では中枢神経の脱髄が起こり、髄液ではオリゴクローナルバンドやIgG増加がみられることがあります。多発性神経炎は末梢神経障害なので弛緩性麻痺や腱反射低下が中心です。脊髄癆は後索・後根障害により深部感覚障害、失調、腱反射低下を示します。起立時の失神、転倒、著しい血圧低下は医療評価が必要です。

選択肢の確認

1.多発性硬化症       ─── 髄液タンパク減少:誤り。多発性硬化症で髄液蛋白が単純に減少するとはいえず、免疫グロブリン増加やオリゴクローナルバンドが重要です。
2.多発性神経炎       ─── 痙性麻痺:誤り。多発性神経炎は末梢神経障害であり、痙性麻痺ではなく弛緩性麻痺や腱反射低下を示します。
3.脊髄癆          ─── 腱反射亢進:誤り。脊髄癆では後根・後索障害により腱反射は低下または消失します。
4.シャイ・ドレーガー症候群 ─── 起立性低血圧:正しい。自律神経障害により血圧調節が破綻し、起立性低血圧が代表的にみられます。

覚えるポイント

  • 多系統萎縮症では起立性低血圧や排尿障害がみられる。
  • 末梢神経障害は弛緩性麻痺・腱反射低下。
  • 脊髄癆は後索障害と深部感覚障害。
  • 多発性硬化症は中枢神経の脱髄疾患。
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