8PM130|第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)
出産後、頸肩部の経絡が滋養されないことで起こる肩こりに対する適切な治療法はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
産後の血の消耗と、筋・経絡の滋養不足を東洋医学的に考える問題です。血を蔵し筋を養う肝の血を補います。
解説
出産では血を消耗しやすく、産後は血虚を来しやすいとされます。肝は血を蔵し、筋や腱、経絡を滋養するため、肝血が不足すると頸肩部の筋が養われず、こり、引きつり、めまい、目のかすみなどが現れることがあります。
したがって治療方針は肝血を補うことです。産後の肩こりでも、発熱、激しい頭痛、高血圧、片麻痺、息苦しさ、著しい貧血症状などがあれば、産褥期の重篤疾患を除外するため医療評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.心の血を補う。 誤り。心血不足では動悸、不眠、健忘などが中心で、本問の筋・経絡の滋養不足の主因とはされません。
- 2.肝の血を補う。 正しい。肝は血を蔵し筋を主るため、産後血虚による肩こりでは肝血を補います。
- 3.脾の気を補う。 誤り。脾気を補うことは血の生成を助けますが、本問が直接問う滋養不足は肝血です。
- 4.肺の気を補う。 誤り。肺気虚では息切れ、自汗、易感冒などが中心です。
覚えるポイント
- 産後は血虚になりやすい。
- 肝は血を蔵し筋を養う。
- 肝血虚では筋のこり・けいれん・めまいがみられる。
- 産後の強い頭痛や神経症状は医療評価を優先。