8PM135|第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)
次の文で示す病態に対し、神経絞扼部に直接刺激を与える治療穴はどれか。「手掌中央部が痛む。指先の感覚が鈍く、しびれもある。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
手掌中央と指先のしびれから正中神経の手根管症候群を推定し、絞扼部にある経穴を選ぶ問題です。
解説
正中神経は前腕から手根管を通って手掌へ入り、母指から環指橈側の知覚と母指球筋の一部を支配します。手掌・指先のしびれや知覚低下は手根管部での正中神経絞扼を示唆します。
大陵は手関節掌側横紋上、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間にあり、手根管入口の正中神経に近い経穴です。刺鍼で神経を直接損傷しないよう、強い電撃痛や持続する放散痛が出たら直ちに操作を止めます。母指球萎縮や進行する筋力低下は専門医療の対象です。
選択肢の確認
- 1.曲池 誤り。曲池は肘外側にあり、手根管の正中神経絞扼部ではありません。
- 2.大陵 正しい。大陵は手関節掌側で手根管・正中神経に近い経穴です。
- 3.陰郄 誤り。陰郄は手関節尺側寄りの心経穴で、正中神経の手根管部とは異なります。
- 4.支正 誤り。支正は前腕尺側の小腸経穴で、尺骨神経領域に近い部位です。
覚えるポイント
- 手根管症候群は正中神経障害。
- 大陵は手根管入口に近い。
- 母指対立障害・母指球萎縮に注意。
- 神経へ直接刺入しない。