8PM136第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)

次の文で示す患者の病態に対し、適切な刺鍼部位はどれか。「30歳の男性。椎間板ヘルニアを発症し腰下肢が痛む。患側では足指屈曲時の筋力低下、足底部の知覚鈍麻、アキレス腱反射の減弱がみられる。」

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

筋力、知覚、腱反射から障害神経根を同定し、椎間板ヘルニアの高位を選ぶ症例問題です。足趾屈曲・足底知覚・アキレス腱反射はS1が鍵です。

解説

足趾屈曲筋力低下、足底部の知覚鈍麻、アキレス腱反射減弱はS1神経根障害を示します。腰椎椎間板ヘルニアではL5-S1椎間板がS1神経根を圧迫することが多いため、局所ではL5-S1間の直側が対応します。

L4障害では膝蓋腱反射低下や大腿・下腿内側症状、L5障害では母趾背屈低下や足背知覚障害が中心です。急速な麻痺進行、膀胱直腸障害、会陰部感覚低下があれば馬尾症候群を疑い、直ちに画像・外科評価を行います。

選択肢の確認

  • 1.L2−L3間の直側 誤り。L2-L3間の病変は上位腰神経根症状を来し、本症例のS1所見と一致しません。
  • 2.L3−L4間の直側 誤り。L3-L4間では主にL4神経根障害を来します。
  • 3.L4−L5間の直側 誤り。L4-L5間では主にL5神経根障害を来します。
  • 4.L5−S1間の直側 正しい。L5-S1椎間板ヘルニアはS1神経根を障害し、足趾屈曲低下、足底知覚低下、アキレス腱反射減弱を来します。

覚えるポイント

  • S1=足底知覚・足関節底屈・アキレス腱反射。
  • L5-S1椎間板はS1根を障害しやすい。
  • L5障害は母趾背屈・足背知覚。
  • 膀胱直腸障害は緊急評価。
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