8PM137|第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)
次の文で示す麻痺に対し、施術対象となる罹患筋はどれか。「足関節の屈曲が困難となり、爪先立ちができない。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
できない運動から罹患筋を推定する問題です。爪先立ちは足関節底屈筋、とくに下腿三頭筋の機能をみます。
解説
足関節の屈曲という表現は本問では底屈を指します。爪先立ちには腓腹筋とヒラメ筋からなる下腿三頭筋が強く働き、アキレス腱を介して踵骨を引き上げます。選択肢では腓腹筋が該当します。
前脛骨筋・長指伸筋は足関節背屈に働き、短腓骨筋は外反と底屈を補助しますが、爪先立ちの主動作筋ではありません。急な底屈麻痺はS1神経根、脛骨神経、アキレス腱断裂などを鑑別します。
選択肢の確認
- 1.前脛骨筋 誤り。前脛骨筋は足関節を背屈・内反させます。
- 2.長指伸筋 誤り。長指伸筋は足趾伸展と足関節背屈に働きます。
- 3.腓腹筋 正しい。腓腹筋は強力な足関節底屈筋で、爪先立ちに不可欠です。
- 4.短腓骨筋 誤り。短腓骨筋は足関節外反と底屈を補助しますが、爪先立ちの主動作筋ではありません。
覚えるポイント
- 爪先立ち=足関節底屈。
- 主動作筋は腓腹筋・ヒラメ筋。
- 支配は脛骨神経、主にS1・S2。
- 急性麻痺では神経根・脛骨神経・アキレス腱を鑑別。