8PM138|第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)
次に示す部位への施術が効果的な運動麻痺はどれか。「鎖骨上窩、腋窩、内側上腕二頭筋溝および浅指屈筋と長掌筋のの間」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
複数の施術部位が示す神経の走行をたどり、その神経麻痺で失われる運動を選ぶ問題です。提示部位は正中神経の走行に沿います。
解説
正中神経は腕神経叢から腋窩、上腕内側、肘窩、前腕屈筋群の間を通り、手根管へ至ります。浅指屈筋と長掌筋付近の前腕掌側は正中神経に近い領域です。
正中神経は母指球筋のうち短母指外転筋、母指対立筋などを支配するため、障害されると母指対立運動が困難になります。指伸展・手関節伸展は橈骨神経、四指の内外転は尺骨神経支配です。鎖骨上窩・腋窩・上腕内側には大血管と腕神経叢があるため、深刺による気胸・出血・神経損傷を避けます。
選択肢の確認
- 1.すべての指の伸展不能 誤り。すべての指の伸展不能は主に橈骨神経障害でみられます。
- 2.四指の内・外転不能 誤り。第2〜5指の内・外転不能は尺骨神経支配の骨間筋麻痺でみられます。
- 3.母指対立運動不能 正しい。正中神経障害では母指球筋が麻痺し、母指対立運動が困難になります。
- 4.手関節伸展不能 誤り。手関節伸展不能は主に橈骨神経障害でみられます。
覚えるポイント
- 提示された走行は正中神経。
- 正中神経麻痺=母指対立不能。
- 尺骨神経麻痺=指の内外転不能。
- 橈骨神経麻痺=手関節・指伸展不能。