8PM140|第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病態に対し、治療対象となる罹患筋はどれか。「45歳の男性。テニスをする際、バックハンドストローク時に肘に痛みを感じる。チェアテスト陽性。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
バックハンドで増悪する肘外側痛とチェアテスト陽性から、上腕骨外側上顆炎の罹患筋を選ぶ症例問題です。
解説
テニスのバックハンドでは手関節伸筋群に反復負荷がかかり、総伸筋腱起始部である上腕骨外側上顆に障害が生じます。チェアテストは肘を伸ばしたまま椅子を持ち上げて外側上顆部痛を誘発する検査で、テニス肘を示唆します。
とくに短橈側手根伸筋腱が主な病変部となりやすいため、選択肢4が適切です。橈骨神経障害、頸椎神経根障害、関節内病変も鑑別し、著しい筋力低下やしびれがあれば医療評価を行います。
選択肢の確認
- 1.回外筋 誤り。回外筋障害でも肘外側痛は起こり得ますが、外側上顆炎の主な罹患腱ではありません。
- 2.橈側手根屈筋 誤り。橈側手根屈筋は上腕骨内側上顆側の屈筋群です。
- 3.長掌筋 誤り。長掌筋も内側上顆から起こる屈筋群で、テニス肘の主病変ではありません。
- 4.短橈側手根伸筋 正しい。短橈側手根伸筋は外側上顆の総伸筋腱起始部に関与し、テニス肘で障害されやすい筋です。
覚えるポイント
- テニス肘=上腕骨外側上顆炎。
- バックハンドで手関節伸筋群に負荷。
- チェアテストで外側上顆痛を誘発。
- 主な罹患筋は短橈側手根伸筋。