8PM146|第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)
鍼の過誤について誤っている記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
抜鍼困難、残鍼感、折鍼、感染などの鍼施術上の過誤と対処を問う問題です。事故時に無理な操作を加えないことが最重要です。
解説
抜鍼困難は、筋緊張、患者の急な体動、鍼体への組織巻き付きなどで起こります。さらに回旋すると組織を巻き込み、状況を悪化させることがあるため、患者を安静にし、周囲を軽く緩め、原因が一方向への回転なら反対方向へ慎重に戻すなどして無理なく抜きます。
後揉法は残る違和感や疼痛の予防に用います。折鍼片が皮膚近くに見える場合は周囲皮膚を押し下げて把持しますが、深部へ埋没した場合は探り回らず、画像評価と外科的除去を依頼します。ディスポーザブル鍼、手指衛生、清潔操作は感染予防の基本です。
選択肢の確認
- 1.抜鍼困難な時は回旋術を行う。 誤り。抜鍼困難時にさらに回旋すると組織の巻き付きが強くなることがあり、無理な回転は避けます。
- 2.刺鍼後に残る違和感を予防するために後揉法を了寧に行う。 正しい。後揉法を丁寧に行うことは刺鍼後の違和感や残痛の予防に役立ちます。
- 3.折鍼した時は静かに皮膚を押し下げて折片を探す。 正しい。折片が皮膚近くにある場合は皮膚を押し下げて露出を試みますが、深部なら医療機関へ依頼します。
- 4.感染防止にはディスポーザブル鍼を使用する。 正しい。滅菌済みディスポーザブル鍼の使用は交差感染防止に有効です。
覚えるポイント
- 抜鍼困難時は無理に引かない・回さない。
- 組織巻き付きでは慎重に逆方向へ戻す。
- 深部折鍼は探らず外科的評価。
- 単回使用鍼と清潔操作で感染を予防。