8PM147|第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)
内因性オピオイドの効果を特異的に消失させる物質はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
内因性オピオイドの作用を遮断する拮抗薬を問う問題です。オピオイド受容体拮抗薬ナロキソンを選びます。
解説
エンドルフィン、エンケファリン、ダイノルフィンなどの内因性オピオイドは、オピオイド受容体に作用して痛覚伝達を抑えます。ナロキソンはこれらの受容体に競合的に結合し、オピオイド作用を特異的に遮断します。
そのため鍼鎮痛の機序を研究する実験で、ナロキソン投与によって鎮痛効果が減弱するかを調べる方法があります。セロトニンは下行性疼痛抑制系、ブラジキニンとヒスタミンは炎症・発痛反応に関与しますが、オピオイド受容体拮抗薬ではありません。
選択肢の確認
- 1.セロトニン 誤り。セロトニンは神経伝達物質で下行性疼痛抑制に関与しますが、オピオイド拮抗薬ではありません。
- 2.ブラジキニン 誤り。ブラジキニンは炎症時に産生される発痛物質です。
- 3.ナロキソン 正しい。ナロキソンはオピオイド受容体拮抗薬で、内因性オピオイドの作用を遮断します。
- 4.ヒスタミン 誤り。ヒスタミンは血管拡張、血管透過性亢進、掻痒などに関与します。
覚えるポイント
- ナロキソンはオピオイド受容体拮抗薬。
- 内因性オピオイドは鎮痛に働く。
- セロトニンも疼痛抑制系に関与するが別物。
- ブラジキニン・ヒスタミンは炎症性物質。