8PM82第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)

出血性ショックの症状で誤っているのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

出血によって循環血液量が減少したときに現れるショック所見を問う問題です。循環を保つ代償反応と、腎血流低下による尿量変化を理解します。

解説

出血性ショックでは循環血液量が減り、静脈還流、一回拍出量、心拍出量が低下します。これを補うため交感神経が亢進し、頻脈と末梢血管収縮が起こります。進行すると血圧が低下し、脳血流低下によって不穏、傾眠などの意識レベル低下もみられます。

腎血流は低下し、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系や抗利尿ホルモンが働いて水分を保持するため、尿量は増加せず減少します。大量出血が疑われる場合は止血、救急要請、気道・呼吸・循環の評価を優先します。

選択肢の確認

  • 1.頻脈 正しい。心拍出量低下を補う交感神経反応により頻脈になります。
  • 2.血圧低下 正しい。循環血液量と心拍出量が低下すると血圧が下がります。
  • 3.尿量増加 誤り。腎灌流低下と水分保持反応により乏尿となり、尿量は減少します。
  • 4.意識レベル低下 正しい。脳灌流が低下すると不穏、傾眠、意識障害が生じます。

覚えるポイント

  • 出血性ショックは低容量性ショックである。
  • 典型所見は頻脈、低血圧、冷汗、乏尿である。
  • 尿量増加ではなく尿量減少を来す。
  • 意識障害を伴う出血は救急対応を要する。
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