8PM86第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)

筋萎縮性側索硬化症でみられない症候はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

筋萎縮性側索硬化症でみられる上位・下位運動ニューロン徴候を整理する問題です。運動麻痺と不随意運動を混同しないことが重要です。

解説

筋萎縮性側索硬化症では、脊髄前角細胞などの下位運動ニューロン障害により筋力低下、筋萎縮、線維束攣縮がみられます。同時に錐体路などの上位運動ニューロン障害により深部反射亢進や病的反射が現れます。

舞踏運動、アテトーゼ、振戦などの不随意運動は基底核系障害で代表的にみられる症候で、ALSの典型所見ではありません。嚥下障害や呼吸筋力低下が進行する場合は緊急性が高く、鍼灸施術のみで対応してはなりません。

選択肢の確認

  • 1.線維束攣縮 正しい。前角細胞障害による下位運動ニューロン徴候として線維束攣縮がみられます。
  • 2.深部反射亢進 正しい。錐体路障害による上位運動ニューロン徴候として深部反射が亢進します。
  • 3.筋力低下 正しい。運動ニューロン変性により進行性の筋力低下を生じます。
  • 4.不随意運動 誤り。不随意運動はALSの代表的症候ではなく、基底核疾患などでみられます。

覚えるポイント

  • ALSは上位・下位運動ニューロン徴候が併存する。
  • 筋萎縮・線維束攣縮は下位運動ニューロン徴候。
  • 深部反射亢進は上位運動ニューロン徴候。
  • 嚥下・呼吸障害は医療的緊急性が高い。
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