8PM89|第8回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第8回午後(科目未分類)
社会的不利について正しい記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
旧来の障害分類における機能・形態障害、能力低下、社会的不利を区別する問題です。個人の能力だけでなく、環境との関係で生じる不利益を見ます。
解説
この問題は旧WHO分類であるICIDHの用語を用いています。麻痺によって手が動かないことは機能・形態障害、着替えや車椅子操作ができないことは能力低下にあたります。
段差という環境障壁のため、公園へ入るという社会参加が妨げられる状態は社会的不利です。現在のICFでは、心身機能・身体構造、活動、参加、環境因子の相互作用として捉え、「参加制約」や「環境因子」の観点で整理します。
選択肢の確認
- 1.一人で服を着替えることができない。 誤り。一人で更衣できないことは日常生活活動の制限で、旧分類では能力低下にあたります。
- 2.麻痺のため手が動かない。 誤り。麻痺で手が動かないことは身体機能の障害です。
- 3.車椅子の操作ができない。 誤り。車椅子操作ができないことは活動能力の低下です。
- 4.段差があり車椅子で公園に入れない。 正しい。本人の能力に加えて段差という環境障壁が社会参加を妨げており、社会的不利にあたります。
覚えるポイント
- 機能・形態障害=身体機能や構造の問題。
- 能力低下=課題やADLを遂行できない状態。
- 社会的不利=環境との関係で社会参加が妨げられる状態。
- 現在はICFで活動・参加・環境因子を総合的に捉える。