9AM60|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午前(科目未分類)
脳腫瘍でみられる頭痛はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
頭痛を発生機序で分類する問題です。脳腫瘍では頭蓋内圧亢進や髄膜・血管の牽引による牽引性頭痛がみられます。
解説
脳実質そのものは痛覚に乏しいため、脳腫瘍の頭痛は腫瘍が直接痛むのではなく、頭蓋内圧亢進によって硬膜、頭蓋内血管、脳神経など痛覚感受性構造が圧迫・牽引されて起こります。これを牽引性頭痛として整理します。
早朝に強い頭痛、嘔吐、意識変化、けいれん、局所神経症状、乳頭浮腫などは頭蓋内圧亢進を疑う所見です。新規で進行する頭痛や神経症状を伴う頭痛は鍼灸施術の対象として安易に扱わず、速やかに医療機関で評価します。
選択肢の確認
- 1.筋収縮性頭痛:誤り。 筋収縮性頭痛は頸肩部筋緊張などに関連する緊張型頭痛の機序です。
- 2.牽引性頭痛:正しい(これが正答)。 脳腫瘍では頭蓋内圧亢進に伴う痛覚感受性構造の牽引で頭痛が起こります。
- 3.片頭痛:誤り。 片頭痛は三叉神経血管系の活性化などによる一次性頭痛です。
- 4.群発頭痛:誤り。 群発頭痛は自律神経症状を伴う激しい片側眼窩部痛を特徴とする一次性頭痛です。
覚えるポイント
- 脳実質自体は痛覚に乏しい。
- 脳腫瘍頭痛は牽引性・頭蓋内圧亢進性。
- 早朝頭痛、嘔吐、神経症状は危険徴候。
- 進行性頭痛は医療評価を優先する。