9AM74|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午前(科目未分類)
心房細動に合併しやすい脳血管障害はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
心房細動と心原性脳塞栓症の関係を問う問題です。心房内血栓が脳動脈へ飛ぶことで脳塞栓症を起こします。
解説
心房細動では心房が有効に収縮せず、特に左心耳内で血流がうっ滞して血栓が形成されやすくなります。血栓が剥がれて大動脈から脳動脈へ流入すると、心原性脳塞栓症を発症します。
心原性脳塞栓症は突然発症し、発症時から症状が強いことがあります。顔のゆがみ、片腕の脱力、言語障害などを認めたら発症時刻を確認して直ちに救急要請します。鍼灸施術で経過を見るべき状態ではありません。
選択肢の確認
- 1.脳血栓症:誤り。 脳血栓症は主に脳動脈の動脈硬化部位などで血栓が形成される病態です。
- 2.脳塞栓症:正しい(これが正答)。 心房細動では心房内血栓が飛散し、脳塞栓症を起こしやすいです。
- 3.脳出血:誤り。 脳出血は血管破綻による出血で、心房細動の典型合併症ではありません。
- 4.くも膜下出血:誤り。 くも膜下出血は主に脳動脈瘤破裂などで生じます。
覚えるポイント
- 心房細動は心原性脳塞栓症の重要原因。
- 左心耳に血栓ができやすい。
- 脳塞栓症は突然発症しやすい。
- FAST所見があれば直ちに救急要請。