9PM102|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
熱証の特徴でないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
八綱弁証における熱証の一般的な特徴を問う問題です。熱による発汗、口渇、心拍亢進と、寒証・脾陽虚で起こりやすい下痢を区別します。
解説
熱証では熱感、顔面紅潮、口渇、冷飲を好む、発汗、煩躁、動悸、尿が濃い、便が乾燥する、舌質紅、数脈などがみられます。熱により津液が消耗するため、一般には便秘傾向になります。
下痢は寒証や脾陽虚でみられやすいため、熱証の基本的特徴ではありません。ただし湿熱が大腸に停滞した場合には、灼熱感や肛門の熱感を伴う下痢が生じることがあり、国家試験の基本分類と臨床上の例外を分けて理解します。
選択肢の確認
- 1.発汗 正しい。熱邪が体表に迫ると発汗がみられることがあります。
- 2.動悸 正しい。熱や煩躁によって心拍が速くなり、動悸を感じることがあります。
- 3.下痢 誤り(これが正答)。下痢は基本的には寒証や脾陽虚に多く、熱証の代表所見ではありません。
- 4.口渇 正しい。熱により津液が消耗するため口渇がみられます。
覚えるポイント
- 熱証は熱感、口渇、発汗、数脈など。
- 熱証では津液消耗により便秘傾向になりやすい。
- 湿熱では例外的に下痢をきたすことがある。