9PM127|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対し、難経六十九難に基づき補法を行う治療穴はどれか。「55歳の男性。慢性の腰下肢痛がある。倦怠感と耳鳴りを伴う。脈は細弱。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
腰下肢痛に倦怠感、耳鳴り、細弱脈が加わることから腎虚証を判断し、難経六十九難の補母法を適用する問題です。
解説
東洋医学では腰は腎の府、耳は腎に開竅するとされます。慢性腰下肢痛、倦怠感、耳鳴り、細弱脈は腎虚を示します。腎は水に属し、水の母は金です。
難経六十九難の「虚すればその母を補う」により、腎経の経金穴である復溜を補います。本来の組合せでは母経である肺経の経金穴・経渠も補法の対象になりますが、選択肢中では復溜が該当します。
選択肢の確認
- 1.足三里 誤り。足三里は胃経の合土穴で、脾胃虚などに用いますが、腎経の母穴ではありません。
- 2.復溜 正しい(これが正答)。復溜は腎経の経金穴で、腎水に対する母の金穴として補います。
- 3.行間 誤り。行間は肝経の滎火穴で、肝実の瀉法などに用います。
- 4.解谿 誤り。解谿は胃経の経火穴で、腎虚の母穴ではありません。
覚えるポイント
- 腰・耳の症状と細弱脈は腎虚を示す。
- 腎は水、水の母は金。
- 復溜は腎経の経金穴。