9PM133|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
秉風穴から神経刺鍼を目的として治療を行う場合、対象としている肩関節の運動障害はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
秉風の局所解剖から、刺激対象となる神経・筋と肩関節運動を結び付ける問題です。棘上筋と肩甲上神経は肩外転の開始に関与します。
解説
秉風は肩甲棘上窩のほぼ中央、棘上筋上に位置します。棘上筋は肩甲上神経に支配され、肩関節外転の初期を開始し、その後の外転を三角筋と協働して支えます。
したがって秉風から肩甲上神経・棘上筋を対象とする神経刺鍼は、外転障害に対応します。肩甲上切痕や棘上窩深部には肩甲上神経・血管があるため、強い放散痛を追求せず、肩甲骨面を越える危険な深刺を避けます。
選択肢の確認
- 1.屈曲 誤り。屈曲は主に三角筋前部、大胸筋鎖骨部、烏口腕筋などが担います。
- 2.伸展 誤り。伸展は主に三角筋後部、広背筋、大円筋などが担います。
- 3.外転 正しい(これが正答)。棘上筋と肩甲上神経は肩関節外転、特に外転開始に関与します。
- 4.内旋 誤り。内旋は肩甲下筋、大胸筋、広背筋、大円筋などが担います。
覚えるポイント
- 秉風は棘上筋上。
- 棘上筋は肩甲上神経支配で外転開始に関与。
- 肩甲上神経・血管への直接損傷を避ける。