9PM136第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)

次の文で示す患者の病態に対し、適切な刺鍼部位はどれか。「45歳の男性。右肩前面の痛みを訴える。外転外旋時に痛みがあり、スピードテスト及びヤーガソンテスト陽性。」

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

肩前面痛とSpeedテスト、Yergasonテスト陽性から上腕二頭筋長頭腱障害を判断する問題です。長頭腱が通る結節間溝が局所治療部位になります。

解説

上腕二頭筋長頭腱は肩関節内から上腕骨頭前面へ出て、上腕骨の結節間溝を走ります。SpeedテストとYergasonテストは長頭腱や腱鞘部の疼痛を誘発する検査で、陽性なら上腕二頭筋長頭腱炎・腱障害を疑います。

したがって刺鍼部位は結節間溝部です。棘上部・棘下部は腱板筋、烏口突起部は小胸筋・烏口腕筋・上腕二頭筋短頭などに関係します。腱断裂、脱臼、腱板断裂を除外し、腱内への強い刺激は避けます。

選択肢の確認

  • 1.棘上部 誤り。棘上部は主に棘上筋・肩甲上神経の領域です。
  • 2.棘下部 誤り。棘下部は主に棘下筋・肩甲上神経の領域です。
  • 3.結節間溝部 正しい(これが正答)。上腕二頭筋長頭腱は結節間溝を走ります。
  • 4.烏口突起部 誤り。烏口突起部は小胸筋、烏口腕筋、上腕二頭筋短頭などの付着部です。

覚えるポイント

  • Speed・Yergason陽性は上腕二頭筋長頭腱障害を示唆。
  • 長頭腱は結節間溝を走る。
  • 腱断裂や腱板損傷を鑑別する。
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