9PM137|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
神経麻痺と罹患局所への治療穴との組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
末梢神経の走行と、神経刺激に用いる局所経穴を対応させる問題です。懸鍾が下腿外側にあり、脛骨神経走行とは一致しないことが決め手です。
解説
脛骨神経は膝窩中央から下腿後面深部を下行し、内果後方の足根管を通ります。懸鍾は下腿外側、腓骨前方に位置するため、脛骨神経麻痺の局所治療穴としては不適切です。
温溜は前腕橈側で橈骨神経領域、神門は手関節尺側で尺骨神経に近く、浮郄は膝窩外側で総腓骨神経走行に近接します。神経麻痺では原因部位、筋力、知覚、腱反射を確認し、急性圧迫・外傷や進行性麻痺は医療評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.橈骨神経麻痺 ─── 温溜 適切。温溜は前腕橈側にあり、橈骨神経系の局所として用いられます。
- 2.尺骨神経麻痺 ─── 神門 適切。神門は手関節尺側にあり、尺骨神経・尺骨動脈の走行を意識する部位です。
- 3.総腓骨神経麻痺 ─── 浮郄 適切。浮郄は膝窩外側で総腓骨神経に近接します。
- 4.脛骨神経麻痺 ─── 懸鍾 不適切(これが正答)。懸鍾は下腿外側で、下腿後面・内果後方を走る脛骨神経とは一致しません。
覚えるポイント
- 脛骨神経は下腿後面から内果後方へ。
- 総腓骨神経は腓骨頭周囲で損傷されやすい。
- 神経麻痺では進行性筋力低下を見逃さない。