9PM147|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
鍼刺激が迷走神経に及ぼす影響をみる場合に適切でない臓器はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
迷走神経の副交感神経支配範囲を問う問題です。胸腹部臓器には広く分布しますが、骨盤内の膀胱は仙髄由来の骨盤内臓神経が中心です。
解説
迷走神経は心臓、気管支、胃、小腸、膵臓など胸部・上腹部から横行結腸近位部までの臓器へ副交感神経線維を送ります。そのため鍼刺激による自律神経反応を調べる際、心拍、膵内分泌、消化管運動などは迷走神経との関連を検討できます。
膀胱の排尿筋収縮を促す副交感神経は主に仙髄S2-S4から出る骨盤内臓神経です。したがって迷走神経の影響をみる対象としては適切ではありません。
選択肢の確認
- 1.心臓 適切。迷走神経は心臓へ副交感神経線維を送り、心拍数を調節します。
- 2.膵臓 適切。迷走神経は膵臓の外分泌・内分泌機能の調節に関与します。
- 3.小腸 適切。小腸の運動・分泌には迷走神経が関与します。
- 4.膀胱 不適切(これが正答)。膀胱の副交感神経支配は主に骨盤内臓神経です。
覚えるポイント
- 迷走神経は胸部・上腹部臓器へ広く分布する。
- 膀胱の副交感神経はS2-S4の骨盤内臓神経。
- 自律神経支配は臓器ごとに区別する。