9PM160|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
施灸局所で産生されないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
施灸局所で起こる炎症反応の化学伝達物質と、全身性ホルモンを区別する問題です。キニン、ヒスタミン、プロスタグランジンは局所で産生・放出されます。
解説
施灸による熱刺激や組織損傷では、局所の細胞・血漿系からキニン類、ヒスタミン、プロスタグランジンなどが産生・放出されます。これらは疼痛、血管拡張、血管透過性亢進、発赤などの炎症反応に関与します。
糖質コルチコイドは主に副腎皮質で合成され、視床下部―下垂体―副腎系によって全身性に調節されるホルモンです。施灸局所で産生される炎症性メディエーターではありません。
選択肢の確認
- 1.キニン類 正しい。ブラジキニンなどのキニン類は局所の疼痛・血管反応に関与します。
- 2.ヒスタミン 正しい。ヒスタミンは肥満細胞などから放出され、発赤・血管透過性亢進を起こします。
- 3.プロスタグランジン 正しい。プロスタグランジンは局所で合成され、疼痛や炎症反応に関与します。
- 4.糖質コルチコイド 誤り(これが正答)。糖質コルチコイドは主に副腎皮質で産生される全身性ホルモンです。
覚えるポイント
- 局所炎症ではキニン、ヒスタミン、プロスタグランジンが働く。
- 糖質コルチコイドは副腎皮質ホルモン。
- 灸による組織損傷・感染を防ぐことが最優先。