9PM86|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
脊椎麻酔で手術が可能な骨折の部位はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
脊椎麻酔で麻酔できる身体領域を問う問題です。脊椎麻酔はくも膜下腔へ局所麻酔薬を投与し、主に下腹部・骨盤・下肢の手術に用いられます。
解説
脊椎麻酔では腰椎部からくも膜下腔へ局所麻酔薬を投与し、脊髄神経根の伝導を一時的に遮断します。麻酔域は投与部位、薬剤量、比重、体位などで調整され、下腹部、会陰部、骨盤部、下肢の手術が対象になります。
大腿骨は下肢の骨であるため、骨折手術に脊椎麻酔を選択できる場合があります。鎖骨、上腕骨、肋骨は脊椎麻酔の通常の麻酔域より上位です。実際の麻酔法は手術内容、患者状態、抗凝固薬使用などを麻酔科医が総合して決定します。
選択肢の確認
- 1.鎖骨 誤り。鎖骨は上肢帯にあり、脊椎麻酔の通常の麻酔域ではありません。
- 2.上腕骨 誤り。上腕骨は上肢にあり、腕神経叢ブロックや全身麻酔などが検討されます。
- 3.肋骨 誤り。肋骨は胸郭にあり、脊椎麻酔の通常の適応領域ではありません。
- 4.大腿骨 正しい(これが正答)。大腿骨は下肢にあり、手術内容によって脊椎麻酔が可能です。
覚えるポイント
- 脊椎麻酔は主に下腹部・骨盤・下肢手術に用いる。
- 麻酔域は薬剤量、比重、体位などで変わる。
- 抗凝固療法や循環動態なども麻酔法選択に影響する。