9PM94|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
頸髄損傷患者の障害でないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
頸髄損傷で直接生じる代表的障害を問う問題です。損傷高位より下の運動・感覚、自律神経、呼吸機能への影響を考えます。
解説
頸髄損傷では上肢と下肢が障害される四肢麻痺となり、膀胱直腸機能障害による失禁・尿閉、呼吸筋障害による肺活量低下を生じます。高位損傷ほど横隔膜や呼吸補助筋への影響が大きく、呼吸管理が重要です。
嚥下は主として脳幹の嚥下中枢と脳神経、咽頭・喉頭筋によって行われ、頸髄損傷そのものの必発障害ではありません。ただし気管挿管、頸椎手術、頸部固定、併存脳損傷などにより嚥下障害を合併することはあります。
選択肢の確認
- 1.四肢麻痺 正しい。頸髄損傷では損傷高位以下の上肢・下肢が障害され、四肢麻痺となります。
- 2.失禁 正しい。膀胱直腸機能障害により失禁や尿閉を生じることがあります。
- 3.嚥下障害 誤り(これが正答)。嚥下障害は頸髄損傷の直接的・代表的障害ではありません。
- 4.肺活量低下 正しい。呼吸筋の麻痺・筋力低下により肺活量が低下します。
覚えるポイント
- 頸髄損傷では四肢麻痺となる。
- 膀胱直腸障害と呼吸機能低下に注意する。
- 嚥下障害は直接の典型所見ではないが合併する場合はある。