9PM95|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
慢性関節リウマチの理学療法で適切でない記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
慢性関節リウマチ、現在の関節リウマチに対する理学療法の目的を問う問題です。関節保護と筋力維持を、炎症の程度に合わせて行います。
解説
関節リウマチでは疼痛と炎症を抑えながら、関節可動域、筋力、呼吸・全身持久力、日常生活機能を維持します。関節可動域訓練は疼痛を増悪させない範囲で愛護的に行い、筋力維持・増強には患者自身が筋収縮を起こす自動運動、等尺性運動、適切な抵抗運動を用います。
他動運動は拘縮予防や可動域維持には役立ちますが、患者の筋収縮を伴わないため筋力増強の中心にはなりません。ホットパックは慢性期の疼痛・筋緊張軽減に使われることがありますが、急性炎症が強い関節への強い温熱は避けます。
選択肢の確認
- 1.全身訓練により呼吸運動の維持を図る。 適切。全身訓練は廃用を防ぎ、呼吸運動や持久力の維持に役立ちます。
- 2.関節可動域訓練は愛護的に行う。 適切。炎症関節を損傷しないよう、可動域訓練は愛護的に行います。
- 3.筋力維持増強訓練は他動運動を中心に行う。 不適切(これが正答)。他動運動だけでは筋収縮が起こらず、筋力増強の中心にはなりません。
- 4.疼痛を軽減する目的でホットパックを用いる。 適切。慢性期には温熱で疼痛や筋緊張を軽減できることがあります。
覚えるポイント
- 可動域訓練は疼痛を増やさない範囲で愛護的に行う。
- 筋力訓練は自動運動・等尺性運動などが中心。
- 急性炎症の強い関節への温熱は慎重にする。