32PM89|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
東洋医学概論弁証論治臓腑病証・気血津液病証
「胸痛、息切れ、胸内苦悶、倦怠感、無気力」がみられる臓腑病証はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、臓腑病証のうち心気虚の症状を確認します。
胸部症状と気虚症状が一緒に出ていることが、判断の手がかりです。
解説
心気虚では、心の気が不足し、心の働きが弱くなると考えます。胸痛、胸内苦悶、息切れ、動悸、倦怠感、無気力などがみられます。
脾気虚では食欲不振、腹部膨満、軟便、倦怠感などが中心です。肺気虚では息切れや自汗、声が弱いなどがみられます。腎気虚では腰膝酸軟、頻尿、耳鳴り、発育や老化に関係する症状が出やすくなります。
ひっかけポイント
息切れだけなら肺気虚も考えますが、胸痛、胸内苦悶があるため心の病証を優先します。
選択肢の確認
1.心気虚
正しい。
心気虚では、胸痛、胸内苦悶、息切れ、倦怠感、無気力などがみられます。問題文の症状に最も合います。
2.脾気虚
誤り。
脾気虚では、食欲不振、腹部膨満、軟便、倦怠感などが中心です。胸痛や胸内苦悶を主症状とする病証ではありません。
3.肺気虚
誤り。
肺気虚では、息切れ、声が弱い、自汗、かぜをひきやすいなどがみられます。胸内苦悶や胸痛を中心にみる本問では心気虚が適切です。
4.腎気虚
誤り。
腎気虚では、腰膝のだるさ、頻尿、耳鳴り、発育や生殖機能の低下などが問題になります。胸痛や胸内苦悶を中心とする病証ではありません。
覚えるポイント
- 心気虚では胸痛、胸内苦悶、息切れ、倦怠感がみられます。
- 脾気虚は消化機能低下、肺気虚は呼吸・防衛機能低下が中心です。
- 症状の部位が胸部なら、心や肺の病証を優先して考えます。