33AM42|第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学診察・臨床検査身体診察・検査値
心音が増強するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、心音が強く聞こえる病態を確認します。
心音の強さは、心拍出量、心収縮力、胸壁と心臓の距離、心臓周囲の液体や空気の状態に影響されます。
解説
バセドウ病は甲状腺機能亢進症の代表で、甲状腺ホルモンが過剰になることで代謝が亢進します。
その結果、頻脈、動悸、心拍出量増加が起こり、心音が増強して聞こえることがあります。
一方、肺気腫では肺が過膨張して心音が聞こえにくくなることがあります。心囊液貯留では心臓の周囲に液体がたまり、心音は減弱しやすくなります。
ひっかけポイント
心音が強くなる病態は、循環が高拍出状態になるものを考えます。甲状腺機能亢進症では心音増強、頻脈、動悸が重要です。
選択肢の確認
1.肺気腫
誤り。
肺気腫では肺の過膨張により、心臓と胸壁の間に空気を含む肺が広がりやすくなります。そのため心音は減弱しやすいです。
2.心筋梗塞
誤り。
心筋梗塞では心筋収縮力が低下することがあり、心音が増強する病態としては適切ではありません。
3.心囊液貯留
誤り。
心囊液が心臓の周囲にたまると、心音は遠く弱く聞こえやすくなります。心音増強ではなく心音減弱が重要です。
4.バセドウ病
正しい。
バセドウ病では甲状腺ホルモン過剰により心拍出量が増え、頻脈や動悸とともに心音が増強することがあります。
覚えるポイント
- バセドウ病では頻脈、動悸、心音増強がみられます。
- 心囊液貯留では心音は減弱しやすいです。
- 肺気腫では胸郭内の空気量増加により心音が聞こえにくくなることがあります。