32AM42|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学診察・臨床検査身体診察・検査値
口臭で「甘酸っぱい果物のにおい」がするのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、疾患に特徴的な口臭を確認します。
「甘酸っぱい果物のにおい」は、糖尿病性ケトアシドーシスでみられるアセトン臭と結びつけて覚えます。
解説
糖尿病でインスリン作用が不足すると、ブドウ糖を十分に利用できず、脂肪分解が進みます。その結果、ケトン体が増加し、呼気にアセトン臭が出ることがあります。
アセトン臭は、甘酸っぱい果物のようなにおいとして表現されます。糖尿病性昏睡、特に糖尿病性ケトアシドーシスを疑う重要な所見です。
ひっかけポイント
口臭の問題では、尿毒症はアンモニア臭、肝性昏睡は肝性口臭、肺化膿症は腐敗臭、糖尿病性昏睡はアセトン臭として整理します。
選択肢の確認
1.尿毒症
誤り。
尿毒症では、尿素などの代謝産物が増え、アンモニア臭に近い口臭がみられることがあります。甘酸っぱい果物のにおいではありません。
2.肝性昏睡
誤り。
肝性昏睡では、肝機能低下に伴う特有の肝性口臭がみられることがあります。甘酸っぱいアセトン臭とは異なります。
3.肺化膿症
誤り。
肺化膿症では、感染や膿瘍形成により腐敗臭を伴う喀痰や口臭がみられることがあります。果物様のにおいではありません。
4.糖尿病性昏睡
正しい。
糖尿病性ケトアシドーシスではケトン体が増加し、呼気に甘酸っぱい果物のようなアセトン臭がみられます。
覚えるポイント
- 甘酸っぱい果物臭は糖尿病性ケトアシドーシスのアセトン臭です。
- 尿毒症ではアンモニア臭が重要です。
- 肺化膿症では腐敗臭を伴うことがあります。