34AM46|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学診察・臨床検査神経診察・尿検査・心電図
障害によって深部反射が亢進するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、深部腱反射が亢進する障害部位を確認します。
深部反射の亢進は、上位運動ニューロン障害、特に錐体路障害でみられます。
解説
深部腱反射は、筋が急に伸ばされたときに起こる伸張反射です。膝蓋腱反射やアキレス腱反射が代表です。
錐体路は、大脳皮質から脊髄へ運動命令を伝える下行路です。錐体路が障害されると、脊髄反射に対する上位からの抑制が弱くなり、深部反射が亢進します。痙縮や病的反射もみられやすくなります。
一方、脊髄運動ニューロンや末梢神経が障害されると、反射弓が障害されるため深部反射は低下または消失します。
ひっかけポイント
上位運動ニューロン障害は反射亢進、下位運動ニューロン障害は反射低下です。
選択肢の確認
1.錐体路
正しい。
錐体路障害では上位からの抑制が弱くなり、深部反射が亢進します。上位運動ニューロン障害の代表所見です。
2.感覚神経線維
誤り。
感覚神経線維は反射弓の求心路に関係します。障害されると反射が伝わりにくくなり、深部反射は低下しやすくなります。
3.交感神経線維
誤り。
交感神経線維は自律神経系に関係し、血管収縮や発汗などを調節します。深部反射亢進の主な原因ではありません。
4.脊髄運動ニューロン
誤り。
脊髄運動ニューロンは下位運動ニューロンです。障害されると反射弓の遠心路が障害され、深部反射は低下または消失します。
覚えるポイント
- 錐体路障害では深部反射が亢進します。
- 上位運動ニューロン障害では痙縮や病的反射も重要です。
- 下位運動ニューロン障害では深部反射は低下します。