34AM49|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学症候学皮膚・耳鼻・眼
中心部の視野欠損が早期から出現する疾患はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、視野欠損の出方から眼疾患を判断します。
中心部の視野欠損が早期から出現する疾患は、黄斑が障害される加齢黄斑変性症です。
解説
黄斑は網膜の中心部にあり、細かいものを見る、文字を読む、顔を識別するなど、中心視力に重要な部位です。
加齢黄斑変性症では黄斑が障害されるため、早期から中心暗点、ゆがんで見える変視症、視力低下がみられます。
緑内障では視神経障害により視野障害が起こりますが、初期は周辺視野から障害されることが多く、中心視野は比較的保たれます。白内障は水晶体混濁による視力低下やかすみが中心です。飛蚊症は黒い点や糸くずのようなものが見える症状です。
ひっかけポイント
中心視野は黄斑、周辺視野からの障害は緑内障を考えます。
選択肢の確認
1.飛蚊症
誤り。
飛蚊症では、視界に黒い点や糸くずのようなものが浮いて見えます。中心部の視野欠損が早期から出る疾患としては加齢黄斑変性症が適切です。
2.緑内障
誤り。
緑内障では視野障害が起こりますが、初期は周辺視野から障害されることが多いです。中心部の視野欠損が早期から出る疾患としては不適切です。
3.白内障
誤り。
白内障では水晶体が濁り、視界のかすみ、まぶしさ、視力低下がみられます。中心暗点が早期から出る疾患ではありません。
4.加齢黄斑変性症
正しい。
加齢黄斑変性症では黄斑が障害されるため、中心暗点や変視症が早期から出現します。中心視野障害をきたす代表疾患です。
覚えるポイント
- 黄斑は中心視力に重要です。
- 加齢黄斑変性症では中心暗点や変視症がみられます。
- 緑内障は周辺視野障害から始まりやすいです。
- 白内障は水晶体混濁によるかすみが中心です。