34PM112|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
リハビリテーション・生活支援神経リハビリテーション脳・脊髄・末梢神経
次の症例で下肢のブルンストロームステージはどれか。 「60歳の男性。左片麻痺。左下肢の共同運動と痙縮がわずかにみられ、分離運動はできない。」
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、片麻痺の回復段階を示すブルンストロームステージを確認します。
「共同運動と痙縮がわずかにみられる」「分離運動はできない」はステージⅡの特徴です。
解説
ブルンストロームステージは、脳卒中後の片麻痺の運動回復を段階的に評価する方法です。
ステージⅠでは随意運動がみられません。ステージⅡでは痙縮が出始め、共同運動がわずかに出現します。ステージⅢでは共同運動が強くなり、痙縮も著明になります。
本症例では、左下肢の共同運動と痙縮がわずかにみられるものの、分離運動はできないとあります。このため、ステージⅡが最も適切です。
ひっかけポイント
共同運動が「わずか」に出始める段階はステージⅡです。共同運動が強くなるとステージⅢです。
選択肢の確認
1.ステージⅡ
正しい。
ステージⅡでは共同運動や痙縮がわずかに出現します。分離運動はまだ困難です。本症例に一致します。
2.ステージⅢ
誤り。
ステージⅢでは共同運動が明確にみられ、痙縮が強くなります。本症例では共同運動と痙縮がわずかであるため、ステージⅡが適切です。
3.ステージⅣ
誤り。
ステージⅣでは共同運動から分離した運動が一部可能になります。本症例では分離運動ができないため該当しません。
4.ステージⅤ
誤り。
ステージⅤでは分離運動がさらに進み、より複雑な運動が可能になります。本症例の状態とは異なります。
覚えるポイント
- ステージⅠは随意運動なしです。
- ステージⅡは痙縮と共同運動がわずかに出現します。
- ステージⅢは共同運動と痙縮が強くなります。
- 分離運動が出るのはステージⅣ以降です。