33AM68|第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
リハビリテーション・生活支援神経リハビリテーション脳・脊髄・末梢神経
痙縮による内反尖足変形をきたす疾患はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、痙縮と内反尖足変形の原因疾患を確認します。
痙縮は上位運動ニューロン障害でみられる筋緊張亢進です。
解説
脳梗塞などの中枢神経障害では、上位運動ニューロン障害により痙縮が生じます。下肢では、足関節底屈筋や内反筋の緊張が高まり、内反尖足変形をきたすことがあります。
内反尖足では、足が下向きかつ内向きになり、歩行時につま先や足外側から接地しやすくなります。
総腓骨神経麻痺では下垂足がみられますが、痙縮によるものではありません。ギラン・バレー症候群は末梢神経障害で弛緩性麻痺が中心です。
ひっかけポイント
痙縮は中枢性、弛緩性麻痺は末梢性で考えます。脳梗塞では痙縮による内反尖足が重要です。
選択肢の確認
1.脳梗塞
正しい。
脳梗塞では上位運動ニューロン障害により痙縮が起こり、内反尖足変形をきたすことがあります。
2.関節リウマチ
誤り。
関節リウマチでは関節破壊や手指変形が問題になります。痙縮による内反尖足の原因としては不適切です。
3.総腓骨神経麻痺
誤り。
総腓骨神経麻痺では足関節背屈ができず下垂足を起こします。末梢神経麻痺であり、痙縮による内反尖足ではありません。
4.ギラン・バレー症候群
誤り。
ギラン・バレー症候群は末梢神経障害で、弛緩性麻痺や腱反射低下が中心です。痙縮による変形ではありません。
覚えるポイント
- 痙縮は上位運動ニューロン障害でみられます。
- 脳梗塞後に内反尖足変形をきたすことがあります。
- 総腓骨神経麻痺では下垂足、ギラン・バレー症候群では弛緩性麻痺が重要です。