34AM76第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

リハビリテーション・生活支援神経リハビリテーション脳・脊髄・末梢神経

次の症例について、問題75、76の問いに答えよ。 「45歳の男性。6日前に感冒様症状を認めた後、両下肢のしびれと筋力低下が出現。数日で歩行困難となり、上肢にも麻痺が進行した。深部腱反射は消失。髄液検査では蛋白細胞解離を認めた。」 急性期のリハビリテーションについて正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、ギラン・バレー症候群の急性期リハビリテーションで注意すべき点を確認します。

急性期は症状が進行することがあるため、過負荷を避け、疲労をためないことが重要です。

解説

ギラン・バレー症候群では、末梢神経障害により筋力低下や感覚障害が起こります。急性期には麻痺が進行する可能性があり、呼吸筋障害を伴うこともあります。

リハビリテーションでは、関節拘縮や廃用を防ぎつつ、過度な運動負荷を避ける必要があります。疲労が蓄積すると回復を妨げる可能性があるため、運動量は段階的に調整します。

関節可動域訓練は禁忌ではなく、疼痛や筋力低下に配慮して行います。呼吸機能が低下した場合には、呼吸理学療法や呼吸管理が重要になります。

安全管理上のポイント
急性期では、筋力低下の進行、呼吸状態、自律神経症状、疲労の程度を確認しながらリハビリを行います。

選択肢の確認

1.関節可動域訓練は禁忌である。
誤り。
関節可動域訓練は拘縮予防のために重要です。過度な痛みや疲労を避けながら行います。

2.呼吸機能が低下した場合、呼吸理学療法は禁忌である。
誤り。
呼吸機能が低下した場合には、呼吸状態を評価し、必要に応じて呼吸理学療法や呼吸管理を行います。禁忌ではありません。

3.段階的に運動負荷を調整し、疲労の蓄積を避ける。
正しい。
ギラン・バレー症候群の急性期では過負荷を避け、疲労をためないように運動負荷を段階的に調整します。

4.上肢の訓練を優先する。
誤り。
上肢だけを優先するのではなく、全身状態、麻痺の程度、呼吸状態、ADLを総合的に評価して訓練を行います。

覚えるポイント

  • ギラン・バレー症候群では急性期に過負荷を避けます。
  • 疲労の蓄積を避け、段階的に運動負荷を調整します。
  • 関節可動域訓練は拘縮予防に重要です。
  • 呼吸機能低下には呼吸管理が必要です。

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