R05A65|令和5年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術患者理解・心理的支援患者理解・ストレス・看護過程
患者の理解について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、患者を全人的に理解する視点が問われています。
病気は身体だけでなく、こころ、生活、家族、仕事、役割、人間関係にも影響します。
解説
患者の反応は、同じ疾患であっても一人ひとり異なります。年齢、生活背景、家族構成、仕事、価値観、病気の受け止め方、経済状況、これまでの経験によって、思いや反応は変わります。
病気や治療は、身体症状だけでなく、精神状態にも影響します。不安、恐怖、怒り、抑うつ、孤独感、将来への心配が生じることがあります。
また、治療や入院によって、仕事、家庭内役割、家族の生活、経済面にも影響が及ぶことがあります。看護では、疾患名だけで患者を見ず、その人の生活全体を理解することが大切です。
准看護師としての関わり
患者の訴えを「病気だから当然」と決めつけず、言葉、表情、生活背景、家族の状況を合わせて理解します。必要時は看護師、医師、医療ソーシャルワーカーなどにつなぎます。
選択肢の確認
1.同じ疾患の場合は患者の思いや反応は同じである。
誤り。
同じ疾患でも、患者の思いや反応は個人差があります。生活背景や価値観を含めて理解する必要があります。
2.疾患や治療が、職場との繋がりや役割にまで影響を及ぼすことはない。
誤り。
疾患や治療は、仕事、職場との関係、家庭内役割、社会的役割に影響を及ぼすことがあります。
3.患者の疾患や治療が家族に影響を及ぼすことはない。
誤り。
患者の疾患や治療は、家族の生活、介護負担、心理状態、経済面にも影響を及ぼすことがあります。
4.病気は身体にとどまらず、精神状態にも影響を及ぼす。
適切である。
病気は身体症状だけでなく、不安、恐怖、抑うつ、怒りなど精神状態にも影響を及ぼします。
覚えるポイント
- 患者の反応は同じ疾患でも一人ひとり異なる。
- 病気は身体だけでなく精神状態にも影響する。
- 治療は仕事、家庭、役割、家族にも影響する。
- 患者を全人的に理解することが大切である。
- 必要時は多職種と連携して支援する。