R05A96|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進脳神経・感覚器疾患脳神経疾患
高次脳機能障害にみられる症状はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、高次脳機能障害に含まれる症状が問われています。
高次脳機能障害では、言語、記憶、注意、認知、行為、判断などの障害がみられます。
解説
高次脳機能障害は、脳損傷などにより、記憶、注意、遂行機能、社会的行動、言語、認知などに障害が生じる状態です。外見上はわかりにくいこともあり、生活場面で困難が目立つことがあります。
失認は、視覚、聴覚、触覚などの感覚そのものに大きな異常がないにもかかわらず、見たもの、聞いたもの、触れたものを認識できない状態です。高次脳機能障害の一つです。
片麻痺は運動麻痺、ミオクローヌス発作は不随意な筋収縮を伴う発作、振戦はふるえです。これらは高次脳機能障害の代表的症状としては失認とは区別します。
准看護師としての観察ポイント
高次脳機能障害では、指示理解、物品の使い方、危険認識、注意力、記憶、感情の変化を観察します。患者を責めず、環境調整や声かけを工夫します。
選択肢の確認
1.片麻痺
誤り。
片麻痺は身体の片側に生じる運動麻痺です。高次脳機能障害に含まれる代表的症状としては失認を選びます。
2.失認
正しい。
失認は、感覚そのものは保たれていても対象を認識できない状態で、高次脳機能障害にみられます。
3.ミオクローヌス発作
誤り。
ミオクローヌス発作は突然の筋収縮を伴う発作です。高次脳機能障害の代表的症状ではありません。
4.振戦
誤り。
振戦はふるえのことです。パーキンソン病などでみられることがありますが、高次脳機能障害の代表的症状ではありません。
覚えるポイント
- 高次脳機能障害では記憶、注意、認知、判断が障害される。
- 失認は高次脳機能障害の一つである。
- 片麻痺は運動麻痺である。
- 振戦はふるえである。
- 生活場面での困りごとを観察し、環境を整える。